漫画家の小林よしのり氏(64)が、民進党の山尾志桜里元政調会長(43)のスキャンダルの波紋が自身にもおよんでいることを明かし、「とばっちりがひどすぎる」と悲鳴をあげた。

 小林氏は6日、ブログを更新し、「わしは本来、政治家の恋愛沙汰、不倫沙汰を認めていない。税金で雇われている身なのだから、『私』の欲望は抑えて、『公』のために尽くすのが政治家の使命だと思っている。政治家を志した時点で、それだけの覚悟は持つのが当たり前だと考える」と、政治家の不倫についての持論をブログにつづった。

 一方で、自身が支持する山尾氏の不倫疑惑報道に「山尾志桜里はわしが女性初の総理になれる逸材だと期待していただけに不倫スキャンダルは残念だ」と吐露。「山尾志桜里は『事実無根』を決め込むしかない。認めたら家庭が崩壊してしまう」との考えをつづっていた。

 週刊文春からも取材を受けたことを明かしていた小林氏だが、その後も「次から次にほとんどのワイドショーから取材依頼があるが、こんなの受けてたら、仕事にならない」とオファーは絶えない様子。さらに「親戚が、わしと山尾議員とのスキャンダルかと間違えて、わしの妻に慰めの電話をかけてくる。冗談じゃない。わしは何も関係ないし、こんなに汚れのない毎日を送っているのに」と思わぬ波紋がおよんでいることを明かした。