男子マラソンの川内優輝(30=埼玉県庁)のものまねで知られる、芸人のM高史(32)が19日、ブログで、12年ロンドン五輪男子マラソン代表の藤原新(36)、徳本一善(38)らアスリートをマネジメントする事務所クロスブレイスとマネジメント契約を締結したと発表した。

 「今後も感謝の心を込めて、一期一会の魂で、日々精進致します」(原文のまま)

 同社の公式サイトのプロフィルでは「自身で考案した『ものまね体操』『ジャパササイズ』で世界中の老若男女に元気・笑顔・健康をアシストできるようなエンターテイナーをめざし日々精進している。そっくりさんというだけでなく自身でもマラソンに力を入れておりマラソンの自己記録は2時間40分34秒と好記録を残している」と紹介されている。

 “本家”川内は、代表を退く意向を示した8月の陸上世界選手権ロンドン大会で、日本勢最高の9位だった。そして、16日にノルウェーの首都オスロで行われたオスロマラソンでは、大会前に「タイムを意識せず、優勝だけ狙いたい」と語った言葉どおり、2位に10分以上の差をつける独走の末、2時間15分57秒で優勝した。

 M高史は、埼玉県庁所属で同県立久喜高職員の公務員ランナーを貫く“本家”も入っていない、プロのアスリートが所属する事務所に所属し、お笑いとマラソンの道を、頂点に向かってひた走る?