50代医師との不倫を認めた女優斉藤由貴(51)が、出演予定だった来年1月から放送のNHK大河ドラマ「西郷どん」の出演を辞退したことが21日、分かった。同局がファクスで書面をマスコミ各社に送った。

 書面では「幾島役として出演していただく予定だった斉藤由貴さんの所属事務所から、本日、出演を辞退したいという申し出がありました」と明かし、「これを受けてNHKとして検討した結果、予定通りご出演していただくのは難しいと判断し、出演者を変更することとしました」と発表した。代役などについては、「早急に出演者の選考を進めてまいります」とした。今年11月から撮影に入る予定だった。

 前日20日、NHKの定例放送総局長会見が都内で行われ、木田幸紀放送総局長が斉藤について、ゲストで収録に参加したBSプレミアム「ザ・プロファイラー」(10月5日スタート、木曜午後9時)の内容を差し替えることを発表していた。