歌手安室奈美恵を担当する振付師の野村怜花(りょうか)さんが、安室の“素顔”についてつづった。

 野村さんは22日、ブログを更新。安室とはデビュー当時からの付き合いで、「14歳で出会って25年。あどけない表情のあの頃。東京にきてからレッスンや振付やTVやツアーにまわって色々な青春時代。私自身も成長期だった。普通の女の子からどんどん変化していくみち」とこれまでを振り返った。

 安室が来年9月16日をもって芸能界を引退すると発表したことについては「彼女が選んだ選択。凄い衝撃。だけど、私はひたすら肯定していくのみ」と受け止め、「まだまだできる まだまだ作り続けてほしい 輝き続けることができるとそう誰もが思うけど 彼女自身のこだわりなのだと思う。彼女のサムライスピリッツのような一途さ、ブレない精神 自分は自分のスタイルで」と、安室のストイックな性質についてつづった。

 しかしその一方で、「でも 彼女の持つあどけなさと深い優しさと律儀な一面を私自身は感じている」という野村さん。「私も彼女に救われたと同時にはかりしれない優しさを感じ深く感謝していることがある。ゆえに自分の気持ちのみでなく周りのことも深く深く考えていることと思う。彼女の美学」と、安室の決断について推し量った。