歌手の安室奈美恵(40)が40歳の誕生日である20日、来年9月16日をもって芸能界を引退すると発表した。今月16日にデビュー25周年という節目を迎えたことで決意したという。他のアーティストたちからもコメントが相次いだ。

 安室のプロデューサーを務めたこともある小室哲哉(58)は21日、ツイッターに「仕事で何とも言えない寂しさを感じるのは初めてです」と思いを投稿。「これからいよいよブレイクして行くのだなあという瞬間に立ち会えてから20年、あらゆる奇跡を起こし、足跡を残し、そんな姿を誇らしく思い、そして、あと1年で卒業という現実を知る。このプロセスはなかなか味わう事はないでしょう。奈美恵ちゃんには、最高の日々を過ごしてもらいたいです」と安室奈美恵というアーティストに関われたことへの感謝をつづった。

 歌手のChara(49)は21日、ツイッターで「安室ちゃんに曲かきたかったな」と一言つぶやいた。過去に安室は、音楽番組でCharaのファンを公言し、Charaがボーカルを務めるバンド・YENTOWNBANDの「Swallowtailbutterly~あいのうた~」をカバーしている。

 ロックバンド、マキシマムザホルモンのボーカルであるマキシマムザ亮君は、バンド公式ツイッターアカウントで、「『スウィート糞メリケン』という曲は、安室ちゃんがいなかったら存在しなかったのです」と音楽性はまったく違うものの、安室に影響されていたことを明かした。

 安室奈美恵withスーパーモンキーズとして共に活動したダンスボーカルグループ、MAXのメンバーも21日にそれぞれメッセージを送っている。リーダーのNANA(41)はブログで「子供ながらに色んな事に悩んで励まし合って時にはぶつかって、泣いて笑ってとても濃く、充実した楽しい想い出ばかりです」とデビュー当時を振り返った。REINA(39)はブログで「この1年間、アーティストとして、一人の女性として素敵なパフォーマンスで私達を楽しませて下さい」と残り1年の安室の活躍に期待した。LINA(40)は、「TRY MEという楽曲からスーパーモンキーズの一員としてメンバーに加えてもらえたからこそ今の自分がいます」とブログに感謝を記した。MINA(39)は、「小学生の頃に出会い 同じ夢を追い続け 共に育った仲間」という手書きの手紙の画像をインスタグラムにアップした。