高橋一生(36)がNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」(日曜午後8時)で演じた小野但馬守政次(おのたじまのかみまさつぐ)の追悼アルバム「鶴のうた」が大ヒットしている。

 30代ながら「直虎」で大河ドラマ5作目。演技力は以前から高く評価されていたが、15年テレビ朝日系「民王」の秘書役で一躍注目された。昨年は連続ドラマ4作、特別ドラマ4作、舞台2作、映画1作に出演する多忙ぶり。今年に入り「直虎」と今年1月期のTBS系「カルテット」を掛け持ちして一気にブレークした。今年の「上半期ブレーク俳優ランキング」(オリコン)で1位を獲得。演技力はもちろん、優しい笑顔と美声が女性に支持され、3月にセミヌードで表紙を飾った雑誌「an・an」は、売り切れ店が続出した。

 ◆高橋一生(たかはし・いっせい)1980年(昭55)12月9日、東京都生まれ。8歳で児童劇団に入団。劇団を退団したが中学3年生から再び俳優業に。NHK大河「軍師官兵衛」や日本テレビ系「Woman」、蜷川幸雄氏演出の舞台「元禄港歌」、映画「シン・ゴジラ」などに出演。独身。175センチ。血液型O。