女優葵わかな(19)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「わろてんか」(午前8時)の13日放送第11話の平均視聴率が20・6%(関東地区)、14日第12話が18・9%だったことが16日、ビデオリサーチの調べで分かった。これまでの最高は第3話の22・3%。

 同ドラマは明治から昭和初期の大阪を舞台に、笑いをビジネスにしたヒロイン藤岡てんの活躍を描く。吉本興業創業者の吉本せいがモデル。

 葵は、3度目の挑戦となったオーディションで、応募2378人からヒロインに選出。12~14年までアイドルユニット「乙女新党」のメンバーだった。

 あらすじは、藤岡屋が傾いていることが原因で、てん(葵わかな)と伊能(高橋一生)の縁談が破談に。加えて、闘病中だった新一(千葉雄大)が亡くなる。新一の遺志を継ぐため、新一が書いていた新薬の国内開発に関する論文を伊能に送るてん。すると、その論文に興味を示した伊能が藤岡家にやってきて、投資を申し出る。そんな中、てんは偶然、藤吉(松坂桃李)と再会するのだった。