18日更新のブログで2度目の離婚を報告した、いしだ壱成(42)が、同日夜に放送されたフジテレビ系バラエティー番組「良かれと思って!」(水曜午後10時)で離婚について報告した。

 番組は事前収録されたもの。番組の中で、視聴者から「奥さんに細かすぎるルーティンを要求していて、それができないと、キレるって、DVですか」という意見が寄せられ、これに答えるコーナーだった。壱成は「1つ報告があります。先日、私、いしだ壱成は2度目の離婚をしました」と切り出した。

 劇団ひとり(40)ら司会者から、離婚の理由を問われると、妻に毎日、強要した細かすぎるルーティーンが原因だったと認めた。そのルーティーンとは以下の通り。

 <1>毎朝コップ1杯の水を用意させる

 <2>次に白湯(さゆ)を飲ませてもらう

 <3>シャワー中にバスタオル、洋服を準備させる

 <4>サラダを食べる際に7種類のドレッシングを用意させる

 <5>帰宅時に45℃のお風呂を準備させておく

 <6>風呂に入っている間に洋服を洗濯機に、カバンを部屋に運ばせる

 <7>カバンからその日の領収書を取り出して、まとめて精算しておく

 これを毎日、妻に要求した。これを守らないことがあると、「ふざけんなあオラァ!」と激怒していたという。ルーティーンを自分でやる意思はなく、「やってもらうのが快感でした」という。「奥さんが家を出て別居状態でした。僕もやり過ぎたと思って謝罪しましたが、謝った時点で、もう手遅れでした」。8月半ばに離婚届を提出した。

 番組収録時点では、父石田純一(63)に離婚を報告していなかった。「顔を見たら言えなかった」。

 番組側が、この日の放送に向けて、父子の対面の場を設け、壱成が離婚を報告した。都内の料理店で対面し「8月中旬に離婚しました」と報告すると、石田は「えっ?」と言って絶句した。自分も離婚を2度経験している石田はその後、気を取り直して「バツ2ですか。バツ2は風当たりが強いよ」。さらに「(妻の揺らいでいる気持ちに)気付かなきゃ。俺も人のことを言える立場じゃないけど、残念だけど、こればっかりは2人以外はわからないからな」と話した。さらに元妻の両親へのあいさつをしなければいけないとも言われた。

 さらに「次はもうないよ」と厳しく言われ、「(結婚に)適合できない人。不適合者と言われるよ。そういうことになっちゃうので、まあ、心して」と諭された後「結婚ってロマンじゃない。生活というか、現実というか、そういう面もちゃんとカバーできないと、本当に適合できない人になっちゃうよ。これからは、より心して、やったほうがいいと思う」とアドバイスを送られた。

 壱成は、03年に元タレントの女性と結婚し、男児をもうけたが、06年に離婚。14年7月に11歳年下の一般女性と再婚していた。