女優桜井ユキ(30)と俳優高橋一生(36)の共演映画「THE LIMIT OF SLEEPING BEAUTY リミット・オブ・スリーピング ビューティ」(二宮健監督)が21日、初日を迎え、東京・新宿武蔵野館で舞台あいさつが行われた。

 無名の女優でサーカス団のマジシャン助手(桜井)が現実と妄想の世界にさまよいながら、人生を再生していく姿を描く。高橋は唯一、主人公の美しい思い出に残る恋人を演じた。

 映画初主演の桜井は「ちょうど1年前、撮影をしていました。今日を迎えられてうれしいです」。高橋も「幸せですね。感慨深いです」と笑顔を見せた。

 今年最もブレークした俳優との呼び声が高い高橋は、共演者からもモテモテだった。阿部純子(24)から「高橋一生さんになって、女性をメロメロにさせたい。an・an特集にも出たい」と言われ、照れ笑い。冒頭で司会を務めた満島真之介(28)から「1番デートに誘いたい」と冗談交じりで誘われると「秋は3年先まで埋まっているらしいけど、今日にでも行く?」とさわやかに切り返した。一方、妄想してみたいことを聞かれた高橋は「二宮監督とまた一緒に映画をやりたい」と真面目に答え、満島から「あざとーい」と突っ込まれる場面もあった。ほか、佐々木一平が出席。