女優柴咲コウ(35)が主演し、12日に放送されたNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」(日曜午後8時)の第45話の平均視聴率が、関東地区で10・7%だったことが13日、ビデオリサーチの調べで分かった。前週は11・4%だった。

 

 同作は男が絶えた井伊家を「男」を名乗って守り抜き、後に徳川四天王の1人に数えられ彦根藩の藩祖となった井伊直政、幕末の大老として知られる井伊直弼へと子孫をつないだ女領主・井伊直虎を主人公とした物語。

 

 12日の回は、家康(阿部サダヲ)の命を狙った間者が嫡男・徳川信康(平埜生成)の家臣だったことが判明し、信康の家臣である岡崎衆らは一斉に罰せられる。さらに家康の側室に新たな男子が誕生し、焦る瀬名(菜々緒)は直虎(柴咲コウ)に、信康の嫡男を得るため側室の候補を探して欲しいと依頼。しかしその動きは、織田信長(市川海老蔵)の知るところとなってしまう。安土城が完成し、祝いに訪れた酒井忠次(みのすけ)は信長から信康と武田の内通疑惑を突きつけられる。織田の言いがかりに逆らえない家康は、信康を捕らえる、という内容だった。