先月の衆院選で希望の党から立候補し、落選した若狭勝・元衆院議員(60)が、「国会議員は不倫をしてはいけないというルールを作るべき」だと主張した。

 若狭氏は14日放送のフジテレビ系「バイキング」に出演。ともに検事出身である山尾志桜里衆院議員が不倫疑惑の弁護士を政策顧問に起用するという今回の騒動について「検事的な発想として、男女間の不倫がないということを積極的にアピールするため、自ら積極的な攻めに出た。ひとつの賭けに出たんだと思う。検事的な発想があるので、攻めに出るということによって世の中の雰囲気を変えていこうと。それで男女関係がないということを証明しようとしたんだろうと思うんですが、しかしながらその証明は失敗していると思う」と分析した。

 さらに若狭氏は国会議員の不倫問題について「山尾さんが不倫をしていたかどうかは別として、国会議員は不倫をしてはいけないというルールを作るべきだと思う。不倫したければ国会議員を辞めるべき。国会議員って本当に国のため国民のために仕事をしていたら不倫をしている時間はない。不倫をしているっていうのは国会議員の仕事をおろそかにしているという証明だと言っていいくらい」と持論を展開。出演者から「国会議員のなり手がいなくなっちゃうんじゃない?」との声があがり、司会の坂上忍が「そんなこと言ったら、国会議員がみんな不倫をしているみたいじゃない」とツッコむと、若狭氏は「(不倫をしているのは)3分の1くらいです」とぶっちゃけて笑いを誘った。