TBS系日曜劇場「陸王」(日曜午後9時)の19日第5話の平均視聴率が16・8%(関東地区)で、自己最高を記録したことが20日、ビデオリサーチの調べでわかった。初回は14・7%、第2話は14・0%、第3話は15・0%、第4話は14・5%だった。

 池井戸潤氏の同名小説が原作で、経営危機の老舗足袋業者「こはぜ屋」がランニングシューズの開発に取り組む感動の企業再生ストーリー。15年ぶりの連ドラ出演となった役所広司(61)が老舗社長を演じる。

 第5話は、陸王の開発資金がかさみ、資金繰りに頭を悩ましていた宮沢(役所広司)。だが、ある日、陸王のソール技術を応用した、新しい地下足袋の開発を思いつく。「足軽大将」と名付けられたその地下足袋は、大きな反響を呼びヒット商品に。一方、復帰を目指す茂木(竹内涼真)のもとにアトランティス社が、新しいシューズを提供したいと持ちかける。アトランティスに不信感を抱く茂木は、それを拒絶するが、佐山(小籔千豊)からこはぜ屋に関する気になる情報を聞かされる、という内容だった。