EXILEのMAKIDAI(42)が20日、都内のダイバーシティ東京プラザで行われた「GUNDAM docks(ガンダム・ドッグス)at TOKYO JAPAN」オープニングセレモニーで、「機動戦士ガンダム」(ファーストガンダム)の主人公、アムロ・レイを怒らせ? 冷や汗をかいた。

 芸能界でも有数のガンダムファンとして知られるMAKIDAIは、思い出について聞かれると「(プラモデルの)ガンプラを買ったりするのが、子どもの時の楽しみだった。(最初に作ったのは)小学生の時だったんで…ザクですね」と、「ファーストガンダム」と呼ばれるRX-78と戦う、敵機の名を挙げた。すると1979年(昭54)にテレビ朝日系で放送された「ファーストガンダム」で主人公アムロ・レイを演じた古谷徹が「えっ、ザク?」とけげんそうな顔をした。

 MAKIDAIが、慌てて「もちろん、ガンダムありきで…というところだったんですけど、ザクが手に入ったので」とフォローすると、古谷は「あぁ、そうか。ガンダムは人気があったから手に入らなかったんだ。そういうことですね。納得しました」と笑った。

 MAKIDAIは、古谷の笑顔に安心したのか、その後は「機動戦士ガンダム」について、語り続けた。ところが、今度は自宅に100体近くはあるという「ガンプラ」コレクションの写真を紹介すると、RX-78が属する地球連邦軍に対抗する、ジオン軍のモビルスーツのギャン、ズゴック2体が写っていた。古谷から「ジオン軍ばかりですか?」と突っ込まれると「ガンダムが1番、持っているかもしれない」と、再び慌ててフォローした。

 「GUNDAM docks」は、「機動戦士ガンダム」と大型商業施設がコラボした海外発のイベントで、2013年の香港タイムズスクエアで開催された「-at Hong Kong」を皮切りにシンガポール、台湾で開催。会場では「ガンプラ」をモデルにした大型立像の展示や、限定グッズの販売など、施設がガンダム一色に染まる。

 古谷はイベントについて「柱がピンク。(モビルスーツの武器)ビームサーベルなんですよ。すばらしい」と絶賛した。そして目前にそびえ立つ19・7メートルの「実物大ユニコーンガンダム立像」を見て「ふくらはぎに萌える」と、独特の感想を口にした。また「『ガンダム』は人生、社会、なぜ戦争はなくならないか、などのテーマが描かれている」などと熱く語った。

 この日は鈴木奈々(29)と「ガンダムビルドファイターズ」のイオリ・セイ役の小松未可子も登壇した。【村上幸将】