女優葵わかな(19)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「わろてんか」(午前8時)の20日放送第43話の平均視聴率が19・7%(関東地区)だったことが21日、ビデオリサーチの調べで分かった。これまでの最高は第3話の22・3%。

 同ドラマは明治から昭和初期の大阪を舞台に、笑いをビジネスにしたヒロイン藤岡てんの活躍を描く。吉本興業創業者の吉本せいがモデル。

 葵は、3度目の挑戦となったオーディションで、応募2378人からヒロインに選出。12~14年までアイドルユニット「乙女新党」のメンバーだった。

 第43話は、客足が戻ってきた風鳥亭だったが、芸人元締めの寺ギン(矢野大樹)に支払う金額が多く、利益がなかなか上がらない。そこで亀井(内場勝則)が客の回転率をあげようと、室温をあげたり、同じ芸を繰り返したりして、常連客を追い払う。しかし新たな客は獲得できなかった。それを知った啄子(鈴木京香)が激怒し、自分も経営に参画すると言い出す、という内容だった。