タレントのヒロミ(52)が、横綱日馬富士から暴行を受ける原因となったとされる平幕貴ノ岩の言動について、芸能界での上下関係にたとえて私見を述べた。

 21日放送のフジテレビ系「バイキング」は日馬富士の暴行問題を取り上げ、貴ノ岩が9月下旬に酒席で「これからは俺たちの時代」などと発言したことが横綱白鵬に違ったニュアンスで伝わり、今回の騒動の引き金になったとした。

 ヒロミは、貴ノ岩の発言に「そういうことを言うとか思うのは、若い子たちにしてみたら自然なこと」と理解を示したが、そこには目上に対する「尊敬」が不可欠だと付け加えた。

 ヒロミは「もしこれが俺たちの業界だとしたら」と前置きした上で、「そういう(次世代の)時代も来るけど、やっぱり(先輩の)その人たちがいたから今がある。相撲道とか芸能道とか、先輩たちがやってくれたことで、こうやって俺たちが生意気なことを言っても許してくれたりとかっていうのがあるから、下から来たときにもまたそれを受け入れてやっていくわけじゃん。(これからは俺たちの時代だと)思ったり言うのは全然いいんだけど、それに尊敬がなく『アンタたちいらない』ってもし思ってたら、その子はこの業界には向いてない」と持論を展開した。