元SMAPの草なぎ剛(43)が登場した小中学生を対象としたイベント「スポーツ能力測定会」を取材した。

 トップアスリートが使う測定機器を用いて10メートルのスプリントスピードやジャンプ力などを測定。結果は、統計データのある最高齢の22歳と比較してもスポーツ能力が上回るなど上々な数値を記録した。

 しかし、会場で印象に残ったのは小学生たちとの交流だった。低年齢の子どもたちは草なぎが元国民的アイドルグループの一員と知らないのだろう。遠巻きに見ている親たちはざわついているが、子どもたちは先生とか、お兄さんという感覚で無邪気に話しかけてくる。それに応えるように、草なぎも同じ目線で、気の良いお兄さんといった感じで子どもたちに接している。

 測定を終え「疲れたよ~、おじさんは」と、草なぎが子どもたちに話しかけると、すかさず子どもたちも反応。質問攻めにされた。仕事のことも聞かれていたようで、「72時間ホンネテレビ」などを交えて説明すると、今度は「いつまでやるの?」とストレートな質問も。それに対して「80歳くらいまでは頑張りたいな~」と、優しいまなざしで答えていた。

 仕事上、「なるほど80歳まで頑張るのか!」と、思いながらもシンプルで自然なやりとりに何だか癒やされた取材となった。

 

※なぎは弓ヘンに前の旧字体その下に刀