女優の鈴木保奈美(51)が、現在放送中のNHK連続テレビ小説「わろてんか」で女優の鈴木京香(49)と繰り広げた“鈴木対決”シーンの裏話を語った。

 「わろてんか」でヒロイン藤岡てん(葵わかな)の母・しず役を演じている保奈美。一方の京香は、てんと駆け落ちした芸人・藤吉(松坂桃李)の母・啄子役を演じており、10月27日放送回では結婚を認めない啄子のもとにしずが乗り込むシーンが放送され、反響を呼んだ。

 NHK「あさイチ」のV6井ノ原快彦と有働由美子アナウンサーも“朝ドラ受け”で興奮していたが、24日に保奈美が生出演すると有働アナは「やっぱりあのシーンから観たい。私たちも大変に盛り上がりました」と振り返った。

 同シーンに保奈美は「緊張しました。だって京香さんですよ?」とコメント。しかし舞台裏では「2人で昔話をしたりして。(共演は)20何年ぶりくらいだったので」と語った。

 20数年ぶりの共演に、「スタジオでお会いできるかな、くらいに思っていたんですけど、まさかこんなシーンを作っていただけるとは思っていなかったので、ほんとにうれしくて。すごい幸せだなと思った」と保奈美。まさかの直接対決シーンがあると知らされ「『いやぁ、どうしよう』って思って……」と戸惑ったことを明かしたが、自身の演技に「ちょっと気合入りすぎてますかね。しずさんはもうちょっとフワっとして……反省ばっかり」と語った。