“お嬢さま芸人”たかまつなな(24)が、NHKにディレクター職で内定したとの報道で批判を浴びていることを明かし、あらためて説明した。

 たかまつは21日のブログで、「明日発売の文春砲に、撃たれることになりました。その記事の中で、私がNHKさんに来年4月入社の内定をいただいた、と言う話が出て参ります。記事の内容は事実です」と、同局の内定を受けていることを明かし、反響を呼んだ。そして23日のブログで「ご批判たくさんいただいております」と明かした。

 中学、高校の教員免許を持つたかまつは、お笑いを通じて社会問題を発信することを目指し、出張授業を全国の学校で行う「笑下村塾」という会社を設立しているが、NHKに入社することでこれまで通りの活動ができなくなるのでは、という指摘も受けているという。「たしかに、おっしゃる通りNHKに入ったら、今までのように私が稼働することは難しいでしょう」と認めたが、自分のほかに多くの芸人たちを出張授業に派遣する方法を取るとし、「そして、最近入った秘書をはじめ、優秀なスタッフ・人材がいますので安心しております」と説明した。

 また、たかまつは現在、慶大大学院と東大大学院に在学中だが、その学費が払えなくなったとしてクラウドファンディングで「若者と政治の架け橋になるために、大学院に通いたい」と学費を募り、今年3月に目標金額に到達していた。NHK入社は支援者への裏切り行為だとする批判に、たかまつは「私の中では1本軸が通っていると思うのですが、そう思わせられなかったら、本当に申し訳ないです」と謝罪。その上で、「お笑いを通して社会問題を発信するという意味での出張授業の基盤は作りつつあり、それを台本化・映像化し、軸となり出張授業にいってくださる他の芸人さんは数名見つかっております。なので、これからも笑下村塾は、そのために走り続け、更に私は、もっと笑下村塾に対して今より専門性をもって関われるようになると思います」と説明した。