玉木宏(37)が12日、都内で主演映画「悪と仮面のルール」(中村哲平監督、来年1月13日公開)の舞台あいさつを、共演の新木優子(23)吉沢亮(23)と行った。

 顔を変え、過去を捨てた男が愛する女性を守ために殺人をも犯す姿を描く。

 玉木は「今の世の中、一途というのは難しいけど、作品の2人のようにお互いに1人の人を思い続ける。そうあれたらいい」。愛される女性を演じた新木は「いつかそういう人を見つけられたらいい」。吉沢は「ここまで究極の愛は奇跡」と話した。

 玉木は今年1年を振り返り、漢字1文字で「繋」と表現した。「映画や舞台は僕らの作った世界とお客様をつなぐものと感じた1年だから」と説明した。

 会場には原作者の作家中村文則氏も駆けつけた。