女優の広末涼子(37)が、高校時代につきまとう男子生徒たちを一喝して撃退したという武勇伝を語った。

 広末は14日放送のNHK「ごごナマ」に出演。故郷の高知県から上京し、都内の高校に進学した当時を振り返った。

 すでに中学時代に芸能界デビューし、大ブレイクしていた広末。「とても多忙でとても露出が多かったので、男子高生はみんな敵みないな感じだったんですね、騒がれてしまうので。男の子がたくさん集まると危険なこともあって、追い掛け回されたりとか」と男子生徒たちに付きまとわれていたと振り返った。

 同級生の友人たちがそうした男子生徒からいつも守ってくれたというが、ある時、「すごくふざけた男の子たちが調子に乗ったのか、私たちが走って逃げてるところにスライディングをしてきたことがあって、お友だちがそれで転んじゃったんです。あんなスカート短い女子高生がバタンって転んで…」と、男子生徒の度が過ぎた悪ふざけに友人が巻き添えになるアクシデントが勃発。「私、急に腹が立って『ふざけんなよ』って言ったんです。そんな言葉使ったこともなかったのに」と突然、怒りをあらわにした広末に、男子生徒たちは怯(ひる)み、退散したという。

 広末は「私、キレたつもりはなかったんですけど」と笑いながら当時を振り返ったが、その後、その男子生徒たちに偶然再会した際にはお辞儀をされたと明かした。