朝日放送プロデューサーA氏との不倫を14日発売の「週刊文春」に報じられた女優藤吉久美子(56)が、この日夜、羽田空港で会見に応じた。藤吉は涙を何度も拭いながら「軽率な行動でご迷惑をかけ申し訳ございません」と謝罪。A氏との関係については「男女関係はない」と否定した。

 夫の俳優太川陽介(58)もこの日、藤吉に先立ち都内で会見を行った。「なんというタイミングの悪さか『バス旅』のナレーションをとっていて」と、「週刊文春」に掲載された“路線バス不倫”の見出しにかけて笑いを誘うなど明るく振る舞い、「うちのバカ者が軽率な行動をとって、申し訳なく思っています」と頭を下げた。

 A氏も既婚者で、藤吉からは謝罪と同時に「そういうの(不倫)じゃない」と釈明されたという。「よし分かった、信じる、と。誰が聞いたって、黒だと思いますけどね(笑い)。世間から厳しい目で見られるけども、僕が守るから大丈夫、って」と、夫婦間では解決していることを強調した。離婚はないと断言し、「みんながそう(不倫)だと思っても、僕は信じます」と妻をかばった。夫妻には16歳の長男がいるが、「僕はあの2人を守っていきます。あの三角形を絶対に壊したくない」と家族の再出発を誓った。

 テレビ東京系「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」で人気を博した太川。妻の“路線バス不倫”をいじられると、「もうあれだね、コミュニティーバスにして、近所しか回らない! はっはっは!」とジョークで切り返した。お決まりの「ルイルイ!」を求められると、笑顔で写真撮影に応じた。