不倫疑惑を報じられて涙ながらに謝罪会見を行った女優藤吉久美子(56)に、お笑い芸人の加藤浩次(48)が「涙はダメ」と切り捨てた。

 藤吉は14日発売の「週刊文春」で大阪・朝日放送の50代男性テレビプロデューサーとの不倫疑惑を報じられ、同日夜に東京・羽田空港で騒動について謝罪した。青色のハンカチを手に、何度も涙をぬぐいながら「今回は私の軽率な行動により、皆さまにご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした」と深々と頭を下げた。

 15日放送の日本テレビ系「スッキリ」はこの謝罪会見の模様をオンエア。コメンテーターを務める女優の本上まなみは「藤吉さんが本当に痛々しいというか、あんな表情を見せて謝罪をされてるって、そこまで追い詰められなきゃいけないことなのかなって切なく感じた」と同情した。

 一方で加藤は「夫婦のことに一切口をはさむ気もないし、これから広げる必要もないと思う」とした上で、「泣きたいのは太川さんですよ」と、藤吉に先駆けて会見を行い、終始明るく振る舞った夫で俳優の太川陽介に同情し、「藤吉さん、あんなに泣いちゃダメだよ。自分がシロだという潔白の会見であんなに涙流しちゃダメ。泣きたいのは太川さんで、それでも太川さんは明るくああいうふうに記者会見やって、最後にルイルイってやってるわけですよ。それで許すって言ってる旦那さんの記者会見観た後にあの涙はダメよ。あそこは納得いかなかった」と藤吉を批判した。