元宮崎県知事の東国原英夫氏(60)が、タレント松居一代(60)の離婚会見を受け、「仕事が増えるんじゃないか」と予想した。

 15日放送のフジテレビ系「バイキング」は、不倫疑惑を報じられた女優藤吉久美子と、その夫で俳優の太川陽介による会見、そして松居の離婚会見と3つの会見を取り上げた。

 不倫疑惑の妻をかばった太川の“おとこ気”会見と、対照的に号泣謝罪となった藤吉の会見、そしてガッツポーズで離婚成立を報告した松居の会見。MCの坂上忍は「なんか芸能界も変わったのかなぁ。若い子たちが僕らの年齡じゃわからないことをやったらまだすんなり来るんですけど、あの年代の方たちがああいう会見やるって、いまだに僕、ちょっとビックリなんですけどね」とため息をつき、東国原氏も「特異な世界ですよね、イリュージョンですよね」と同調した。

 また東国原氏は、3つの会見を見比べ、「今後の仕事を考えたら、松居さんの方が仕事が増えるんじゃないかと思うような記者会見でした」と私見を述べた。松居は会見で船越を「大っ嫌い」と言い放ち、さらに母に電話をかけて「お母ちゃん、お母ちゃん…離婚できたよ」と涙ながらに報告するなど“松居劇場”を繰り広げた。東国原氏は「芸能の特殊性ってあるじゃないですか。一般常識的に道徳的に倫理的に正しいのは太川さんたちですよ。でもそれを大きく外してるのは松居さんなんだけど、需要としては松居さんの方があるんじゃないか」と推測。恐れをなす出演者たちに、自身も「危惧を感じています」とした。