モーニング娘。’18などが所属するハロー!プロジェクトが2日、東京・中野サンプラザで毎年恒例の新春コンサートを行い、6グループと研修生を含め総勢57人が参加した。

 今年はハロプロ結成20周年を迎える記念の年。モー娘リーダー譜久村聖(みずき=21)は開演前、報道陣の取材で「歴史を大切にしたいと思い、今回のセットリストも、今いるグループだけじゃなく、先輩たちの楽曲も歌う。盛大なコンサートになるんじゃないかな」と、20年の歴史を踏まえたステージになると予告した。

 コンサート中盤にはユニットシャッフルのコーナーもあり、グループの枠を超えたメンバー構成で、太陽とシスコムーンの「ガタメキラ」、タンポポの「たんぽぽ」、ミニモニ。の「ミニモニ。ジャンケンぴょん!」などを披露。さらに、全員で初代ハロプロメンバー平家みちよのヒット曲「GET」を歌い、2200人のファンを沸かせた。

 20周年での夢を聞かれたモー娘飯窪春菜(23)は「20年間いた先輩方ともコラボできたらいいなと思う」と、時代を超えた共演を期待した。今年からプロ野球巨人の1軍打撃コーチに就任する小関竜也氏(41)を父に持つカントリー・ガールズ小関舞(15)は、「(父の)職場が東京ドームということで、父に負けてられない。1人1万人のファンをつけるくらいの勢いで頑張りたい」と、東京ドーム公演を目標にぶち上げた。