女優の遠野なぎこ(38)が、ネット通販大手のAmazonを騙(かた)る詐欺メールに引っ掛かりそうになったことを明かし、注意を呼びかけた。

 遠野は9日、「詐欺にご注意を」のタイトルでブログを更新。「今朝、Amazonと名乗るメールが送られてきまして…その内容は会員費が未納だとか法的手続きに移行しますなどの短文でした。カスタマーセンターの電話番号も記されてあり本日中に連絡を、と」と、送られてきた詐欺メールの内容を記した。

 「最初、軽く騙(だま)されましたよ」という遠野。「Amazonさんよく利用するしね。『え?未納なんて何の手違い?』とか、『法的手続き?え?怖い』とか頭の中がグルグル。カスタマーセンターとか書いてあると、余計に本物感があって連絡しなきゃという気になるもんなんだね」と騙される側の心理をつづった。

 しかし一旦冷静になり、Amazon側に連絡したところ「そのようなメールを送る事はありませんのでそのまま削除して下さい」と返答があったという。事なきを得たが「怖いよ…見知らぬサイトとかならまだしも、実際に利用している名前を堂々と使ってくるってかなり悪質。こういう類の詐欺ってお年寄りが被害に遭ってしまうというようなイメージを勝手に持っていたのですが、きっとそういう思い込みも含めて危険なんだね。楽して、人を騙してお金を得ようだなんてしている人間がいる事が本当に許せない」と怒り、「どうか、皆さんも生活の中にひっそりと潜む悪質な詐欺にご注意下さい」と呼びかけた。