フリーアナウンサーの宮根誠司(54)が、はれのひ被害者を救済する成人式の開催を発表したキングコングの西野亮廣(37)を「ひょっとしたらこの男は世の中変えちゃうかも」と称賛した。

 西野は16日放送の日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」にVTR出演。振り袖の販売・レンタル業者「はれのひ」(横浜市)が突然営業を取りやめた騒動について「大人として恥ずかしいから“大人ダサい”とか思われるの嫌だからこれはちゃんと取り返そう」と、トラブルに巻き込まれた新成人を対象に着付けやヘアメークなどを無料で提供する成人式を企画した思いを語った。

 今回の企画に掛かる費用は、自身が昨年末に始めたサービス「レターポット」の利益から捻出するという。同サービスの売り上げは当初から被災地支援など「困っている人に使おう」と決めていたと明かした。

 西野は企画を発表した当初から、同サービスの宣伝を兼ねていることを明言していたが、「サービスの宣伝だろ」といった批判も寄せられたという。的外れの批判に「最初から申し上げてるんで、批判として機能してないですね」と苦笑い。そのほかにも「売名」や「偽善」といった批判も寄せられたと明かしたが、「それはつきものじゃないですか、何かを支援した時に。そういうのは無視です」と一蹴した。

 自身の活動については「次、もし今回の新成人の方がもうちょっと大人になって、また次の下の世代の子が困っていることがあったら、パッと助けに行ってあげられたらすごくステキだな、そういう感じで回っていったらめっちゃいいな」との思いを語った。

 宮根は西野から新成人に向けたコメントを求められ、「コメントくらい出しますよ。時間があったら司会に行きたいくらい」と企画に賛同。「彼の行動力がすごいですよね」「今、西野くんが動くと影響力がすごい。ひょっとしたらこの男は世の中変えちゃうかもしれないですよ。悪ぶってるんですけど、西野エエやつやもんなぁ、ホンマは。礼儀正しいしなぁ」とベタボメした。