フリーアナウンサーの宮根誠司(54)が、不倫疑惑を報じられた音楽プロデューサー小室哲哉(59)の引退を懸念した。

 18日放送の日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」は、同日発売の「週刊文春」が報じた小室と看護師女性の不倫疑惑を取り上げた。

 11年にくも膜下出血を発症して現在も療養中の妻でglobeのKEIKOを6年以上にわたって献身的に支えてきた小室の不倫疑惑に、宮根は「これ、『ダメじゃない小室さん!』って、なかなか正直、言いにくいというか……」と複雑な心境を吐露。「看護だったり介護だったり、KEIKOさんにずっと寄り添っていらっしゃって、その間に小室さんがたとえば時に心が折れそうになったりとか不安になったり限界を感じたり、自分もご病気になられた時に、ふと、そういう人が出てきて、その人が自分の心の支えになってくれたりとか、自分を励ましてくれたりといったときに、人間は果たしてそれを拒絶できるのか」と自問するように語った。

 また宮根は「決して(不倫を)肯定するわけではない」とした上で、「小室さんも59歳で、自分もご病気されたりとか夏には入院されて。KEIKOさんはまだお若いですよ、45歳。その時に『俺がずっと介護できるのか。ずっと寄り添えるのか』とか、その一方で曲も書かなきゃいけない。ポキンって心が折れる瞬間もいっぱいあったと思うんですよね」と推し量った。

 番組では、小室が文春の取材に対し「引き時なのかなと思い始めています」と自身の引退を示唆した発言も紹介。宮根は小室が近日中に開くと予定している会見について「今回のことに対して否定される会見をしてくだされば一安心なんですけど、ひょっとして引退しますなんていう可能性もあるんじゃないかと思って。それがちょっと怖い」と心配した。