音楽プロデューサー小室哲哉(59)の引退表明をめぐり、医師でタレントの西川史子(46)が不倫疑惑報道に疑問を呈した。

 21日放送のTBS系「サンデー・ジャポン」は、小室が「週刊文春」で報じられた看護師女性との不倫疑惑のけじめをつける形で引退を表明した会見の模様をオンエアした。

 西川は、小室が自身の病気や、闘病中の妻でglobeボーカルKEIKOの病状について語ったことに「あそこまで正直に話されたっていうことは、本当もう止めてくださいっていう会見だったと思う」とおもんぱかり、「ああいう天才をこういう形で全部あらわにしてしまうっていうのは、どうなんだろう」と報道に首を傾げた。

 テリー伊藤は「春になればまた出てくればいい」と引退撤回を期待し、「KEIKOさん、(小室が)引退するともっと辛いよ。万が一、KEIKOさんが自殺したらどうするんですか」と、過去に著名人がスキャンダルを報じられて自殺した事例をあげ、「だからあんまりこういうのを引退とかってとらえるんじゃなくて、もっと普通に考えるべき」と語った。

 さらにテリーは「(小室は)浮気したかもしれないけど、KEIKOさんはホッとしているかもしれない」と持論を展開。不妊に悩む夫婦を例にあげ、「『よそで子ども作ってもいいわよ』って、そういうのもある」と語ったが、西川は「ないですよ、そんなことは。女の人はそんなふうに思わないですよ。それはテリーさんが女の人をいいように理解しているだけ」と猛反発。「KEIKOさんはそこまでの認識がちゃんとあるのかどうかというところも問題」と指摘した。