「キング・クリームソーダ」の小室清佳(さやか=22)、シンガー・ソングライター寺田真奈美(24)の2人による新ユニットalom(アロム)が21日、東京ビッグサイトで行われた「イナズマイレブン大復活祭」内でお披露目された。

 alomは、テレビ東京系アニメ「イナズマイレブン」シリーズ最新作「イナズマイレブン アレスの天秤」(春スタート)のエンディングテーマを担当する。この日はイベントに集まった4300人の来場客を前に、エンディングテーマでもあるデビュー曲「恋する乙女は雨模様」を披露した。

 作詞、作曲はつんく♂が担当した。ユニットのテーマは「お人形」で、笑顔を封印した機械的な振りが特徴。オーディションを経て結成された、ハモりで聴かせる実力派ユニットだ。

 「清佳は芯が通っていて、甘い顔をしているけれどさっぱりとした子」(寺田)、「初めてあった時からフランクに話してくれて、一緒にやっていけそうと思った」(小室)と、2人の相性はバッチリ。いきなり主題歌に抜てきされたことについては「『イナズマイレブン』が大好きだったので夢のようです」(小室)、「プレッシャーもあるけれど頑張りたい」(寺田)と答えた。

 デビュー曲は6月にリリース予定。目標を聞かれると寺田は「全国ツアーをして、いろんな人に私たちの歌を聴いてほしい」、小室は「紅白出場と武道館でのワンマンライブが目標です」とそれぞれ意気込みを語った。