塚本高史(35)が22日、都内のテレビ朝日で行われた同系主演ドラマ「ホリデイラブ」(26日スタート、金曜午後11時15分)制作発表会見で、娘の七香を演じる子役の渋谷南那(5)が、あまりにキスをしてくるため、撮影現場で“チュー禁止令”が出たと明かした。

 塚本は劇中で、仲里依紗(28)演じる主人公・高森杏寿の夫で浮気をしてしまった純平を演じる。塚本自身は2007年(平19)に結婚し、10歳の娘と8歳の息子を持つ父だが、現場では渋谷と戯れることが多く、熱烈な“ラブコール”を送られているという。

 塚本 うちも実際、娘がいて。10歳なので、大きいんですけど、南那は5歳で…かわいいですよね。結構、なついてくれているんで、自分の娘以上に遊んでいる。撮影以外で戯れていることが多いですよ、僕。

 仲から「すごいチューされている」と現場の様子を暴露されると、塚本は「5歳じゃなかったら…多分、イケナいことばっかりしてくる」と言い、渋谷の猛アピールの実態を明かした。

 <1>アソコを触ってくる

 <2>「結婚しよう」と言ってくる。

 塚本によると、渋谷は実の母が撮影現場に付き添っている中でも、塚本に母と「結婚して」と言うという。塚本が「本当のパパが悲しむから、南那がそういうことを言ったらダメだよ」と言っても、渋谷が「関係ない」と返すため、現場スタッフから“チュー禁止令”が出たという。塚本は「これ、リアル不倫ですよね」と言い、笑った。

 塚本は劇中で、純平の単身赴任先に新しいパート事務員として入った井筒里奈を演じる松本まりか(33)と浮気シーンを演じる。その撮影は、17年のクリスマスに行われたという。塚本は「クリスマスに不倫の撮影していましたからね! 何が悲しくて俺、25日に不倫のシーンを撮っているんだろうと思いましたよ。スケジュールに悪意を感じるよ!!」と訴えた。会見でも、役どころから再三、不倫について聞かれ「何で俺に聞くの? 俺、そんな浮気のスペシャリストでも何でもないよ!!」と苦笑した。

 一方、松本演じる里奈と塚本演じる純平の不倫を見てしまった、渡を演じる中村倫也(31)はクリスマスイブが誕生日で、誕生日翌日に不倫されるシーンを演じた。会見の序盤には「31歳になって最初にやった芝居は、嫁が知らない男性と裸で抱き合っているのを見る場面…いい1年になりそうです」と笑ったが、塚本がクリスマスに不倫のシーンを演じたことをボヤくと「何が悲しくて、自分の誕生日の、次の日に不倫を見なきゃいけないんだ」と不満をぶちまけた。【村上幸将】