第90回米アカデミー賞のノミネートが23日、米国で発表され、長編アニメーション部門の候補対象作品に選出されていた「この世界の片隅に」(片渕須直監督)、「メアリと魔女の花」(米林宏昌監督)、「ひるね姫~知らないワタシの物語~」(神山健治監督)、「映画 聲の形」(山田尚子監督)、「劇場版 ソードアート・オンライン オーディナル・スケール」(伊藤智彦監督)は、ノミネート入りを逃した。

 日本作品がノミネートに入らなかったのは、2013年以来、4年ぶりに日本作品がノミネート入りを逃した2017年に続き2年連続。ただ17年は、スタジオジブリが製作した「レッドタートル ある島の物語」(マイケル・デュドク・ドゥ・ビット監督)がノミネートされていた。

 ノミネート作品には米国の「ボス・ベイビー」(3月21日公開予定)、「リメンバー・ミー」(3月16日公開)The Breadwinner」、「Ferdinand」(いずれも原題)、英、ポーランド合作「ゴッホ 最期の手紙」(公開中)が名を連ねた。