マジシャンのMr.マリック(69)が、過去に超魔術による殺人を依頼されたという驚きのエピソードを明かした。

 マリックは、自身がマジック監修を務める映画「風の色」(クァク・ジェヨン監督)のPRのため、ダブル主演の俳優古川雄輝(30)と藤井武美(23)とともに29日放送の日本テレビ系「スッキリ」にVTR出演した。

 80年代後半から90年代にかけて超魔術ブームを巻き起こしたマリックだが、当時、ファンから「毒を人の胃の中にテレポーテーションさせてほしい」と頼まれたことがあったという。「楽屋に現金をドサッと持って、『お願いがあります』って。小っちゃい薬が入ったような袋を持って、『これをちょっとある人の胃の中にポッと瞬間移動させてください。それだけでいいですから。これ、お礼です』って先にお金を持ってきて……」と驚きの依頼を明かした。

 「殺人じゃないですか」と驚くマリックに対し、相手は「いやいや、先生なら絶対にわかりませんから」とそそのかしてきたという。「わからないっていう問題じゃなくて、嫌ですよ」とキッパリと断ったそうだが「真剣だから笑えないんですよ」と振り返った。