アニメ制作会社ヤオヨロズ取締役である福原慶匡氏が、「けものフレンズ」プロジェクトのゲームアプリにおいて、アニメ版の設定や画像の無断使用があったことを報告した。

 ゲームアプリから始まった「けものフレンズ」プロジェクトは、昨年1月より放送されたアニメ版が社会現象ともいえるヒットを飛ばした。しかし、たつき監督の降板が突如発表されたことにより炎上。降板に至った経緯は不明な点が多く、一時は、同アニメとコラボした企業や、KADOKAWAの関連企業にまで飛び火する騒動となった。

 たつき監督を擁するヤオヨロズの取締役である福原氏は、3日にツイッターで、近日配信予定である「けものフレンズ」のパズルゲームに関して、アニメ版の設定や画像の流用があるのではないかと多数問い合わせを受けたことを報告。「この件について弊社は一切関与しておりませんし、事前共有も頂いておりません」と明言し、「私としても看過できませんので、まずは調査した上で対応を考えたいと思っています」と今後の方針を示した。