お笑いコンビ「博多華丸・大吉」の博多大吉(46)が、関西ローカル番組で初の単独MCを務めるカンテレ「ひかげモンとひなたモン~こんなんできるんどんなやつ~」(11日深夜1時)が、11日午前、発表された。

 福岡出身で、相方の博多華丸(47)とともにコンビで、V6の井ノ原快彦とNHKの有働由美子アナが3月末で降板するNHK朝の看板番組「あさイチ」の“後任”に決まるなど、東京でも大活躍するが、関西ローカルでの単独MC番組は初めてとなった。

 「地方出身の吉本だと、こんなふうに大阪で仕事ができるとは、まず思わないので、本当にキツネにつままれた気分です。本番中も、今も。あす以降も。楽しかったです。光栄でした」

 相方の華丸は06年、同じカンテレ主催の「R-1ぐらんぷり」で優勝しているが、大吉は当時を「華丸が優勝して呼んでいただいた。華丸がチャンピオンだったので、僕はセリフもなかった」と振り返る。さらには「ピンマイクもつけられなかったような記憶もあるくらいで。だから『人生っておもしろいな』って思いますね」と言い、苦笑しながらも、感慨深げだった。

 今番組は、日の目を見ていない“ひかげモン”が「本当は日の目を見るべき“ひなたモン”かどうか」を検証するもので、元建設会社社長が11年かけた自転車の発明品、ダイエット関連グッズなどが、スタジオに登場する。

 タレント、発明者らの体当たりロケVTRなどを見て、大吉は思わず「関東のテレビ局では、絶対にお蔵入りです」と驚いていた。