女優葵わかな(19)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「わろてんか」(午前8時)の20日放送の第117話が21・9%(関東地区)だったことが21日、ビデオリサーチの調べで分かった。これまでの最高は第114話の22・5%。

 同ドラマは明治から昭和初期の大阪を舞台に、笑いをビジネスにしたヒロイン藤岡てんの活躍を描く。吉本興業創業者の吉本せいがモデル。葵は、3度目の挑戦となったオーディションで、応募2378人からヒロインに選出。12~14年までアイドルユニット「乙女新党」のメンバーだった。

 あらすじは、てん(葵わかな)に、マーチン・ショウへは関わらせないと言われた隼也(成田凌)は、資料を伊能(高橋一生)に渡し、下働きに精を出す。一方、リリコ(広瀬アリス)に漫才のダメ出しをされていた四郎(松尾諭)が倒れ、リリコは心配する。また、風太(浜田岳)にマーチン・ショウの企画書を出すよう言われた隼也は、つばきから資料をもらい楽しく語らう、という内容だった。