テレビ東京系で3月11日に「緊急SOS! 池の水ぜんぶ抜く大作戦7」(午後7時54分)が放送されることが21日、決定した。過去、幻の生き物を発見するなどして話題の同番組だが、第7弾では岐阜県にある日本有数の広さを誇るビオトープ(生物生息区域)「笠松トンボ天国」からのSOSを受けて、トンボの幼虫ヤゴを食べる外来種の魚の駆除に挑む。

 17年1月から6回放送され、1月2日放送のお正月3時間スペシャルでは同時間帯在京1位の視聴率13・5%を記録するなど、2カ月に1回ペースで池の水を抜き続けて好評の同番組だが、今回登場するのは「笠松トンボ天国」。38種類を超えるトンボがいたが、23種類まで減少しており、その原因は近年、繁殖しているライギョやアカミミガメに食べられているからだという。

 18年1発目となる池の水抜きロケには、MCのココリコ田中直樹(46)が挑戦。ほぼ毎回、ロケに参加しており、7個目の池の水を抜くことになった田中は、地元からロケに参加した約1000人と、泥んこになりながら外来生物の捕獲を行った。

 また17年11月放送の第5弾で水を抜いた、大阪府枚方市の超巨大池「山田池」の、その後も紹介。前回、在来種まで死なないように少し池の水を残していたが、今回は全部の水を抜きライギョの全捕獲に挑む。

 田中は「番組スタートから1年が経ちましたが、周りの方の反響がどんどん大きくなって驚いています。私は7回目のロケですが、どの池にもそれぞれ特徴があり新しい発見があるので、2018年も1つでも多くの池の水を抜いていきたいです!」とコメントした。