松崎しげる(68)らが所属する芸能事務所「オフィスウォーカー」会長で、1月7日に亡くなった大谷勝巳さん(享年53)をしのぶ会が21日、東京・青山葬儀所で執り行われた。

 大谷さんは、8年前から直腸がんを患って闘病中だった。31年前からパートナーだった松崎は「俺をみとってくれないと…。早すぎる。闘病中も弱音をはかずに、いつもニコニコしていて、会う人会う人に『本当に病気してるの?』と言われるくらい。頑張り屋のお前らしい。ぶっ倒れるまで仕事をして、2人でやってきた年月でした。本当に感謝しています。俺が死ぬまで、お疲れさまもサヨナラも言わないよ」。

 昨年12月26日に行われた松崎のディナーショーにも訪れるなど、最後まで現場に足を運んでいたという。「フラフラになりながら来てくれた。『懐かしい歌を聞いて、感極まった』とメールをくれました。あのステージが最後になりました」と話し、“献歌”として「愛のメモリー」を涙ながらに歌った。

 また、大谷さんが会長を務めた「ウォーカーグループ」に所属の葉加瀬太郎(50)は、代表曲「ひまわり」を“献奏”。「常に僕たちを引っ張ってくれた。もう少し一緒にいたかったです。これまでの教えと引っ張ってくださった情熱を忘れることなく、一丸となって頑張っていきます」と話した。

 しのぶ会には、大橋純子、高嶋ちさ子、奈美悦子、LUNA SEAのSUGIZO、佐々木主浩氏、片山右京氏ら1000人が出席した。