俳優大杉漣さんが、21日午前3時53分、急性心不全のため亡くなった。66歳だった。

 大杉さんの長男の写真家・隼平氏(35)が21日夜、都内自宅近くで取材に応じた。仕事で訪れていた新潟県で訃報を聞き、急きょ帰京したという。「詳しいことは聞いていない。信じられない気持ちが強い。病気は特になかったと思う」と明かした。最後に大杉さんに会ったのは3日前で、一緒に食事をした。隼平氏は「父親としても人としても尊敬している。いないということが信じられない」と言葉を振り絞った。