元俳優で自由党共同代表の山本太郎氏(43)が、急死した俳優大杉漣さんとの共演を振り返り、キスシーンのエピソードを語った。

 山本氏は大杉さんの訃報が伝えられた21日夜、ツイッターを更新。大杉さんとは96年公開の映画「岸和田愚連隊 BOYS BE AMBITIOUS」や、98年「極道の妻たち 決着」、01年「光の雨」、04年「赤い月」など多くの作品で共演しているが、「私が19か20歳。大杉漣さんが映像で怪優と言われ始めた頃に共演。漣さんとのキスシーンで、どっちが怪優かわからせようと舌を入れたら歯と歯茎で全力ブロックされた」と裏話を明かした。

 その時の大杉さんの対応に「『私たちがやっているのは芝居、そのように見せるんだ』と、体で漣さんに教えて戴いた」と山本氏。「素敵な人だった。御冥福をお祈りいたします」と悼んだ。

 大杉さんは21日午前3時53分、急性心不全のため亡くなった。66歳だった。