18日夜、英国アカデミー賞授賞式のステージに登場した英俳優ダニエル・クレイグ(49)の顔が、ろう人形のように不自然だったとして、ファンを驚愕(きょうがく)させている。

 ツイッターでは、「ダニエル・クレイグの顔が変わった」「ろう人形のように、凍りついた顔」「ずっとファンだったが、老けたようだ」「ダニエルの顔に一体、何が起きたんだ?」とショックを表す声もあれば、「フレッシュになった」「近くで見たが、実物の彼はかなりホットだ」とほめる声も。

 米情報サイトRadarOnlineでは、クレイグの写真を見た有名な整形外科医らが一様に、「彼は目の周りを整形した」と分析しており、その他にも、ボトックス注射などで若返りを図ったとする声もあると報じている。

 007シリーズ過去4作品でボンド役を演じたクレイグだが、5作目への復帰について、「手首を切ったほうがマシだ」と発言したことから、一時はボンド役を降板すると見られていた。しかし、昨年夏、シリーズ25作目に復帰することを自ら宣言。主演契約にサインもすませている。

 同シリーズ最新作は2019年11月に公開となるが、クレイグは今作品に主演することで、現在までの記録保持者ロジャー・ムーアよりも1年長い、13年間にわたりボンド役を維持することになる。(ニューヨーク=鹿目直子)