タレント安田美沙子(35)の子どもの教育に関する発言に、ネット上で驚きの声があがった。

 2日放送のフジテレビ系「ノンストップ!」は、ある小学校の入学説明会で保護者に配布された、入学前の子どもに「身につけさせること」が記載されたプリントについて取り上げた。プリントには「人の話をしっかり聞ける」「いすにきちんと座れる」といった基本的生活態度や、「誰も仲間はずれにしない」「困っている子がいたら助ける」といった友人との関係について求める事項が記載されており、これを受けとった保護者がツイッターで公開したことから、物議をかもした。

 MCのバナナマン設楽統はこの内容に「僕なんかもできないことがいっぱいある」と笑いを誘ったが、この春から小学校に入学する息子をもつ品川庄司の庄司智春は「基本的なことが書いてあるんで、いつも注意しているようなことかなと思う」とコメント。タレントの千秋も「こうやって文章にするとびっくりするかもしれないけど、書いてることは普通に当たり前のことなんで、別に学校に言われなくても普通に親が教えていくこと」だとした。

 一方、昨年5月に第1子となる男児を出産した安田は、「びっくりしました」と驚き、「こうやって決められちゃうと個性が伸びなくなっちゃう」と指摘。プリントに記載された「机の上や身の回りをきちんと整理できる」との項目について、「机とかも汚してほしいし、泥だらけになってほしい。(机に)絵とか描いたりとか」と、子どもの個性を尊重する自身の教育方針を語った。

 安田の発言に、ネット上では「安田美沙子みたいな親のために書面にされてんじゃねーの?」「自由としつけは違うよ、大丈夫?」「こーゆー親がいるから学校も困る」といった声があがった。