西島秀俊(46)が人気コミックの実写映画化「劇場版 空母いぶき」に主演することが5日、分かった。

 自衛隊が初めて持った航空母艦の艦長を演じる。占領された島の奪還と、拘束された海保隊員の救出を任務とする。

 艦長と対立しながらも共に危機に立ち向かう副長を佐々木蔵之介(50)が演じる。メガホンは若松節朗監督(68)がとり、来年公開。

 ◆「劇場版 空母いぶき」 日本最南端沖で国籍不明の船20隻による突然の発砲後、日本の領土である群島の一部が占領され、海保隊員が拘束された。政府は戦後初の空母「いぶき」を中心とする護衛群艦隊を現場に向かわせる。国家間に起きた未曽有の危機を24時間の物語として映画化。原作のかわぐち氏も監修として参加。