韓国の男性7人組ヒップホップグループ、BTS(防弾少年団)が、日本のドラマ主題歌を初めて手がけることが7日、分かった。

俳優坂口健太郎(26)が連ドラ初主演を務めるフジテレビ系ドラマ「シグナル 長期未解決事件捜査班」(4月10日スタート、火曜午後9時)を、“初ものコンビ”の主演&主題歌で盛り上げる。

 ドラマは16年に韓国で放送された同名ドラマが原作。現代を生きる刑事(坂口)が、過去を生きる刑事と謎の無線機で交信をし、未解決事件を解決するストーリーだ。リーダーRM(23)は「初めてドラマの主題歌に挑みますが、韓国でヒットしたドラマの主題歌に参加することになって光栄。完璧な曲が仕上がった」と自信を見せている。JUNG KOOK(20)も「僕たちが歌う主題歌を聞きながら、ドラマにもっと集中していただけるとうれしい」とコメントした。

 曲はドラマ用に書き下ろした「Don,t Leave Me」。BTSらしくヒップホップ系のエッジの効いたメロディーに仕上がった。J-HOPE(24)は「ドラマをご覧になるすべての方が、この曲を気に入ってくれると幸いです」と期待している。

 初主演作に俳優魂を燃やす坂口も「繊細でピリつく重厚な音楽。(自身が演じる)健人の不安定で危うい心の中をのぞいてるような気持ちになった」と、ドラマと曲の世界観がピッタリだとほれ込んでいる。

 同曲は4月4日発売の新アルバム「FACE YOURSELF」に収録。アルバムには、ほかに新曲「Let Go」や「Best Of Me」と「Go Go」の日本語バージョンなど12曲が入っている。

 米タイム誌の「ネット上で最も影響力のある人物25人」に、米トランプ大統領らと並んで選ばれた7人組が、18年の日本活動を本格始動させる。