モデルで女優の水原希子(27)が、自身の国籍に関して「恥ずかしいと思っちゃっていた」と語った。

 7日放送の日本テレビ系「NEWS ZERO」にVTR出演。パルファン・クリスチャン・ディオールのビューティー・アジアン・アンバサダーに就任したことについて「(SNSで)割りと自分の意志をはっきり伝えてきた、それがやっと伝わったのかなっていう感じですかね」と笑顔で語った。

 水原はアメリカ人の父と韓国人の母を両親にもつアメリカ生まれのハーフで、これまでにネット上では人種差別的な誹謗(ひぼう)中傷を受けることも少なくなかった。自身のルーツについて「家に帰ったら白人のお父さんがいて、母は日本で育っているんですけど韓国人で、自分にとって子どもの頃からすごく、どう受けとめたらいいのかわからなくて、それで自分を隠すようなことをしてきてしまった。自分のバックグラウンドを受け入れられて、恥ずかしいと思っちゃっていた」と、負い目に感じていた時期もあったという。

 「皆が一緒の方向を見なきゃいけないっていう暗黙のルールみたいな、なんで自分がそういうふうに感じてるのかわからないでそうなっちゃってるっていうことが、ある意味、一番怖くて。私の場合はそれが国籍だったけど、今はジェンダーのことだったり、いろんな多様性っていうものがあってこの地球に生きていて、みんな人間だし、そういうふうに考えたらすごく楽になった」と語った。