フリーアナウンサーの田中みな実(31)が、マツコ・デラックスとの“共演NG”の原因になったとされる出演番組での出来事に言及し、「すごく反省してる」と語った。

 田中がMCを務める13日放送のTOKYO MX「ひるキュン!」では、“女の涙”について出演者たちがトークを繰り広げた。ケンカや言い争いになった場合に泣いた女性が「泣いたもの勝ち」となりがちな風潮に対する批判的な意見が紹介されたが、田中は反論。「逆に、言い返したくないから我慢してて思いが込み上げてきて泣いちゃうっていうこともあるからね。心無い言葉を男の人にバーッて言われて、『言い返したくない、この人のこと傷つけたくないけど、でも悔しい』で泣いちゃう」と持論を展開した。

 その話の流れで、田中はTBSの局アナ時代にマツコらと共演したバラエティー番組「さんまのホントの恋のかま騒ぎ」で泣いてしまったエピソードを披露。「そこからマツコさんが私を『共演NGだ』みたいなことになってるみたいなんですけど……」とうわさに言及した。

 11年8月に放送された同番組では、当時ぶりっこキャラ全開だった田中が共演者たちからのツッコミを受けて泣きだしてしまい、そのことでさらにマツコを怒らせてしまう一幕があった。このことで田中がマツコに対して“共演NG”を出したとネット上ではかねてうわさになっていた。

 田中は泣いた理由について「あれは、みなさんに強く言われたから泣いたわけではなく、1回目のかま騒ぎの収録がすごく盛り上がって、2回目はより盛り上がるだろうっていう周りの期待に応えなきゃっていうプレッシャーがあって、自分で自分の首絞めちゃった、みたいな。まだ新人に近かったし、この状況をどう乗り切ろうとか思っちゃって、プレッシャーに感じて泣いてしまった」と釈明。「でも周りからみたらミッツさん、マツコさんにいじめられて泣いてるっていうふうに見えてしまっただろうし、視聴者の方にもそう思われちゃったと思う。マツコさんミッツさんが悪者みたいな感じになっちゃったんだろうなって、その時泣いた自分をすごく今、反省してる」と語った。

 自身はマツコとの共演NGが事実かどうか「わからない」というが、騒動以降、共演したのは1度きりで、その際も会話はなかったという。再びマツコと共演したなら「もっとひょうひょうとうまくやると思う」と成長をアピールし、共演者たちからマツコが出演する同局「5時に夢中!」への乱入を勧められた。