女優宮沢りえ(44)とV6森田剛(39)が16日、結婚した。この日、所属事務所がファクスで連名の書面をマスコミ各社に送り、発表した。2016年8月に上演された舞台での共演を機に、交際1年半でのゴールインとなった。

 りえは結婚こそ1回も、恋多き女性として、数々の交際報道があった。92年11月、19歳の時に当時関脇だった貴花田(現貴乃花親方)との婚約を発表した。国民的人気を誇る2人の婚約は「世紀のカップル誕生」と祝福されたが、2カ月後の93年1月、「人生最高のパートナーになれなかった」と婚約解消を発表した。

 94年8月には市川右近(現右団次)との熱愛が報じられ、緊急会見した右近は「2人で会ったことがない」と熱愛を否定した。

 1カ月後の9月、りえは京都市内のホテルで手首を切る騒動を起こした。直前に親しかった故中村勘三郎さん(当時勘九郎)と会っており、交際のもつれが原因ではとの臆測が飛び、会見した勘三郎さんは不倫関係を否定した。

 03年に3歳年上の宝石デザイナーと交際もその後破局。07年には市川海老蔵との交際が週刊誌に報じられたものの、海老蔵は「お姉さんのような存在」と交際を否定した。

 主演舞台上演中の09年2月、ハワイ在住の元プロサーファーの日本人実業家との結婚と、妊娠6カ月を発表。4月上旬に婚姻届を提出、5月20日に女児を出産した。しかし、12年には別居し離婚協議中であることが分かり、16年3月に正式離婚した。

 離婚協議中の13年10月には舞台共演した12歳年下の俳優、15年1月にも舞台共演した2歳年上の劇作家兼俳優との交際報道があった。離婚直後の16年8月、蜷川幸雄氏演出予定の舞台「ビニールの城」で森田と初共演。同10月、2人の交際が初めて報道された。