股間をお盆で隠す裸芸で知られるアキラ100%を先日、取材し、お盆を使用する芸人ならではの苦労を知りました。

 真夏の暑い日は、お盆が暑くて持てないこともあると話していました。そんな日は涼しい場所に置いて冷やしているとか。職業病と称していましたが、夏に屋外のロケで芸を披露する際は、お盆の形を除いた部分だけ、つまり股間以外が日焼けしてしまうのだそうです。逆に冬の寒い日は、お盆が氷のようにキンキンに冷え、持てずに大変とのこと。

 また、取材した日は、裸ではなくタキシードを着ており、芸を披露すると、報道陣から「ただお盆を回転させるだけなんですね」と言われ、悲しい顔をしていました。「やっぱりヒヤヒヤ感って大事なんですね。こんなに反応がないこと、今までないですもん」とぼやきも。

 洋服を着たネタは考えていないと話していましたが、取材した日は、壁と同化するように裸体に、壁と同じ色のペイントを施したネットCMの動画が紹介されていました。CM関係者には「新しい可能性を引き出してもらった」と満足げに話していた様子から今後は、お盆芸を進化させた裸のペイント芸が登場するかもしれません。ただ、ペイントに4時間もかかったようですから効率はイマイチ。おまけに見る側には、顔も分からず、お盆が回転しているだけ。ほとんど目立ちません。裸芸はやはり大変そうです。