トレーニングジム「ライザップ」で13キロ近い減量に成功した梅沢富美男(67)が21日、都内で同社CM発表会に出席した。昨年8月からの半年で75・4キロの体重が62・5キロまで減り、体脂肪率27・8%から19・5%に落ち、ポッコリと出ていた腹がへこんで、悩まされていた腰痛も消えた。

 ランニング姿を披露した梅沢は「いつまでも青春でいたいし、いつまでもモテていたいから頑張った。ウエストは100センチ以上もあったけど、78センチまで絞れた」とポーズを決めた。痩せたことで「洋服は、30着新しくなったし。舞台用のかつらは60万円から80万円もするのに14個も新しいのを作った。もらったギャラは全部使い切った」。それでも「次はボクシングをやりたい。若い時にやろうとして挫折したんで、村田君に教わりたい」と、来月15日に初防衛戦を戦うWBA世界ミドル級王者村田諒太(32)への入門を志願した。

 減量中は2回ほど挫折しかけた。「年齢がいってるから痩せ方が遅くてストレスがたまった。『やめます』って言ったんだけど、専属トレーナーがうまく導いてくれた。体が変わると、心も変わる。ものすごく元気、健康になって、女形もきれいになったし、声もよくなって歌がうまくなった」と笑った。

 モチベーション維持のため、藤田ニコル(20)とのデートに目標に定めた。「この間『梅ちゃん、かっこよくなった』と言われたので『今度デートしよう』と誘った。家族も応援してくれているから、ハワイへ一緒に行って泊まって、浜辺を歩きたい」。47歳差の不倫願望を危ぶむ声にも「毎週レギュラーのように『週刊文春』に載ろうじゃないの。文春砲なんて、怖くない。こっちは、まだまだ現役。20歳くらい若返っちゃったんだから」。

 1年前、毒舌が原因で「CMが決まらない」とぼやいていたが、「波が来てるね。電通と博報堂の悪口は言うもんだなと(笑い)。すぐライザップが来て、今7本やらせてもらっている。CM王にもなってみるかな」と“舌好調”ぶりは健在だった。