シンガーソングライターの泉谷しげる(69)が、過去に2度も自宅で火事を起こしてしまったエピソードを明かした。

 泉谷は今日22日に日本テレビ系で放送されるバラエティー特番「生死を分けたその瞬間体感!奇跡のリアルタイム」の番宣のため、同局系「スッキリ」に生出演。自身の“生死を分けた瞬間”について語った。

 過去に2度、自宅が火事になってしまったことがある泉谷。1度目は「電気のコードがまだ十分じゃなかった時代。1970年代」の出来事で、エレキギターの漏電が原因だと見られているという。当時、自宅には父親から預かっていたという楽器が多数置いてあったが、それらすべてが全焼。そのことがきっかけとなり泉谷はエレキバンドをあきらめてフォークの道へ。「当時フォークブームだったんで、フォークシンガー1人だし、案外稼げるかもしれないと思ってたら、1カ月で(楽器代を)返せましたよ。ブームだったんだな」と振り返った。

 2回目の火事は1986年に泉谷が監督を務め、佐藤浩市や故・忌野清志郎さんなどが出演したビデオ映画「デスパウダー」撮影中のこと。自宅で爆発シーンを撮影していたが、「特効という火薬担当が調子のりやがって、量を間違えやがって。ドーンッて来たらもうシャッターから何からみんな吹っ飛んじゃって……」と泉谷。「でも、そのシーンはそのまま使ってます」と明かした。