フジテレビ系「シグナル 長期未解決事件捜査班」(火曜午後9時)の24日第3回の平均視聴率が8・3%(関東地区)だったことが25日、ビデオリサーチの調べでわかった。第1回は9・7%、2回は8・4%だった。

 俳優坂口健太郎(26)が連続ドラマ初主演。ドラマは、16年に韓国で放送された同名ドラマのリメーク。現代を生きる刑事(坂口)が、過去を生きる刑事と、謎の無線機で交信し、未解決事件を解決する物語。韓国男性7人組ヒップホップグループ「BTS(防弾少年団)」が日本のドラマ主題歌を初めて手掛けることでも話題になっている。

 24日のあらすじは、1997年、女性連続殺人事件の捜査の渦中にいる大山(北村一輝)は、健人(坂口健太郎)から無線で聞いた通りの場所で女性を助け、犯人を逮捕する。そのことから大山は、事件が起きることを予知していた健人の存在が気になり始める。一方、大山が犯行を未然に防いだことで、2018年の健人らのもとでもある変化が起きていた。殺されるはずだった5人目の被害者に関する捜査資料の文字が“遺体発見”から“未遂”に変化し、残り2人が殺害された日時や犯行場所もなぜか変わっていた。